歴史と伝統息づく軽井沢の魅力をご紹介!
2013年7月26日
流れる水や光がそのままベストショットに
軽井沢には「美しい村」の名にふさわしい豊かな自然が満ちている。別荘地の苔むす小径、鳥たちが休む静かな湖畔、厳かな空気を湛える礼拝堂…。ふとカメラのレンズを向ければ、そのまま1枚の作品になりそうなロケーション。そこには中山道の宿場町であった頃からの人の営みが見え隠れし、国内有数の高原のリゾート地として発展してきた歴史が息づいていて、写真の中にも、よりいっそうの面白みを加えてくれる。いつ、どんな場所に出かけ、どこでシャッターを切るかは自分次第。有名な観光エリアや撮影スポットでも、ちょっと立ち位置を変えたり、アングルを変えたりするだけで、個性的な軽井沢風景をアルバムに残せそうだ。
撮影ポイント探しはマナーを守って安全に
撮影の際にはもちろん、自然や、そこに住む人のプライベートに十分配慮したい。貴重な植物の自生地に踏み込んだり、野生動物や野鳥の生態をおびやかしたり、また自分自身が山や渓谷内の危険な場所に入り込むことがないように、事前に情報収集をしておくのもいい。個人の別荘の敷地に立ち入ったり、無断で撮影するのも、もちろんNG。周囲への気配りを、カメラと一緒に携えておけば、より快適な撮影スポットめぐりを楽しめる。
塩沢湖 塩沢エリアのほぼ中央、軽井沢タリアセン内にある塩沢湖。一説には水神である竜が棲むといわれ、湖畔を散策すれば、神様の住まいにふさわしい癒しのパワーを感じられそうだ。周辺には明治・昭和初期の建造物が多く移築され、豊かな緑とのコントラストは、思わずカメラに収めたくなるほど絵画的。湖に浮かぶ中の島には小さな弁財天像が祀られており、優しげな表情に手を合わせれば、自然と穏やかな気持ちが満ちてくる。
深山荘 1944(昭和19)年からスイス公使館の疎開別荘として使われた「深山荘」は、ポツダム宣言の受諾交渉が行われ、さらに宣言受諾の電報が打たれたという日本史上の重要施設。一部3階建ての趣ある建物なので、はす向かいの三笠ホテルと合わせて、カメラ片手に洋風建築めぐりをしてみるのもいい。
しなの木 群馬県との県境にある熊野皇大神社には開運、縁結びにご利益があるというご神木「しなの木」が。樹齢850年以上という大樹の前に立てば、それだけで大自然の力を感じさせてくれる。社殿に参拝後、しなの木に手を合わせ、木の周囲をぐるりと一周すれば寿命が1年延びるのだとか!?
室生犀星記念館 大正~昭和中期を代表する作家・室生犀星は、軽井沢をこよなく愛した文人のひとり。1931(昭和6)年に建てた別荘では、亡くなる前年まで30年もの間、毎夏を過ごし、堀辰雄や川端康成、志賀直哉ら若き作家たちと交流を深めていた。この別荘を一般開放した「室生犀星記念館」は、苔むす庭に囲まれ、しっとりと落ち着いた佇まい。犀星自らが築いた庭と簡素な日本家屋の調和は、そのままで一幅の絵のようだ。
追分 追分宿周辺の街道沿いは、この春までに電線の地中化工事などを終え、歴史的な風情を残した美しい町並みに生まれ変わった。石畳の道を歩けば、文豪ゆかりの旅籠や、ふと目を引く骨董店、古書店も。建物のかたちをした木の照明など、雰囲気ある小物たちも、あわせてカメラに収めてみたい。
吊り橋 旧軽銀座の奥、旧碓氷峠へ続く峠道へと登れば、そこは深緑と静謐な森の空気が織りなす絶好の撮影スポット。旧碓氷峠遊覧歩道の途中には、古き良き時代をしのばせる木の吊り橋などもかかり、景観のアクセントになってくれる。
泉洞寺 古くから頬に手を当てた「歯痛地蔵」が有名な泉洞寺に、今年からちょっと変わったお地蔵様が仲間入り。その名もストーンの上に鎮座し、ブラシを抱えた「カーリング地蔵」。境内を見回せばほかにも、鉢巻締めて本を開いたり、徳利を下げたり、いろんなご利益のありそうなユニークなお地蔵様が並んでいる。
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流れる水や光がそのままベストショットに
軽井沢には「美しい村」の名にふさわしい豊かな自然が満ちている。別荘地の苔むす小径、鳥たちが休む静かな湖畔、厳かな空気を湛える礼拝堂…。ふとカメラのレンズを向ければ、そのまま1枚の作品になりそうなロケーション。そこには中山道の宿場町であった頃からの人の営みが見え隠れし、国内有数の高原のリゾート地として発展してきた歴史が息づいていて、写真の中にも、よりいっそうの面白みを加えてくれる。いつ、どんな場所に出かけ、どこでシャッターを切るかは自分次第。有名な観光エリアや撮影スポットでも、ちょっと立ち位置を変えたり、アングルを変えたりするだけで、個性的な軽井沢風景をアルバムに残せそうだ。
撮影ポイント探しはマナーを守って安全に
撮影の際にはもちろん、自然や、そこに住む人のプライベートに十分配慮したい。貴重な植物の自生地に踏み込んだり、野生動物や野鳥の生態をおびやかしたり、また自分自身が山や渓谷内の危険な場所に入り込むことがないように、事前に情報収集をしておくのもいい。個人の別荘の敷地に立ち入ったり、無断で撮影するのも、もちろんNG。周囲への気配りを、カメラと一緒に携えておけば、より快適な撮影スポットめぐりを楽しめる。
塩沢湖
塩沢エリアのほぼ中央、軽井沢タリアセン内にある塩沢湖。一説には水神である竜が棲むといわれ、湖畔を散策すれば、神様の住まいにふさわしい癒しのパワーを感じられそうだ。周辺には明治・昭和初期の建造物が多く移築され、豊かな緑とのコントラストは、思わずカメラに収めたくなるほど絵画的。湖に浮かぶ中の島には小さな弁財天像が祀られており、優しげな表情に手を合わせれば、自然と穏やかな気持ちが満ちてくる。
深山荘
1944(昭和19)年からスイス公使館の疎開別荘として使われた「深山荘」は、ポツダム宣言の受諾交渉が行われ、さらに宣言受諾の電報が打たれたという日本史上の重要施設。一部3階建ての趣ある建物なので、はす向かいの三笠ホテルと合わせて、カメラ片手に洋風建築めぐりをしてみるのもいい。
しなの木
群馬県との県境にある熊野皇大神社には開運、縁結びにご利益があるというご神木「しなの木」が。樹齢850年以上という大樹の前に立てば、それだけで大自然の力を感じさせてくれる。社殿に参拝後、しなの木に手を合わせ、木の周囲をぐるりと一周すれば寿命が1年延びるのだとか!?
室生犀星記念館
大正~昭和中期を代表する作家・室生犀星は、軽井沢をこよなく愛した文人のひとり。1931(昭和6)年に建てた別荘では、亡くなる前年まで30年もの間、毎夏を過ごし、堀辰雄や川端康成、志賀直哉ら若き作家たちと交流を深めていた。この別荘を一般開放した「室生犀星記念館」は、苔むす庭に囲まれ、しっとりと落ち着いた佇まい。犀星自らが築いた庭と簡素な日本家屋の調和は、そのままで一幅の絵のようだ。
追分
追分宿周辺の街道沿いは、この春までに電線の地中化工事などを終え、歴史的な風情を残した美しい町並みに生まれ変わった。石畳の道を歩けば、文豪ゆかりの旅籠や、ふと目を引く骨董店、古書店も。建物のかたちをした木の照明など、雰囲気ある小物たちも、あわせてカメラに収めてみたい。
吊り橋
旧軽銀座の奥、旧碓氷峠へ続く峠道へと登れば、そこは深緑と静謐な森の空気が織りなす絶好の撮影スポット。旧碓氷峠遊覧歩道の途中には、古き良き時代をしのばせる木の吊り橋などもかかり、景観のアクセントになってくれる。
泉洞寺
古くから頬に手を当てた「歯痛地蔵」が有名な泉洞寺に、今年からちょっと変わったお地蔵様が仲間入り。その名もストーンの上に鎮座し、ブラシを抱えた「カーリング地蔵」。境内を見回せばほかにも、鉢巻締めて本を開いたり、徳利を下げたり、いろんなご利益のありそうなユニークなお地蔵様が並んでいる。