歴史と伝統息づく軽井沢の魅力をご紹介!
2013年2月27日
野鳥という言葉の創始者であり「日本野鳥の会」を興した中西悟堂は、100 種類以上の鳥が生息する軽井沢を、富士山麓・日光と並ぶ日本三大野鳥繁殖地と呼びました。葉が落ちて木々の間がよく見渡せる秋冬は、バードウォッチングに絶好の季節です。
軽井沢で見られる冬の鳥には2種類あります。ツグミ・ベニマシコ・ハギマシコ・マヒワ・アトリ・ヒレンジャク・カシラダカ・マガモなど、北の国からやってくる渡り鳥がいわゆる「冬鳥」。一方で、シジュウカラ・イカル・アカゲラ・カルガモなどは一年を通して軽井沢で見られる鳥で、「留鳥」と呼ばれます。 葉が落ちて明るい林を歩きながら、1羽ずつ、1種類ずつ、どんな姿か、また何をしているのかゆっくり観察できるのも、冬ならではのバードウォッチングの楽しみです。軽井沢で最もお馴染みのシジュウカラでも、目をこらして見ていると、背中の黄色がびっくりするほど美しかったり、ネクタイのような胸の黒い線に1羽ごとの微妙な差があったり…。専門家によれば名前をつけてじっくり観察していると、性格の違いまで見えてくるそうです。 バードウォッチングのメッカ「国設野鳥の森」だけでも、年間70〜80種類の野鳥が確認されますが、重装備で山の中や森の奥まで分け入らなくても大丈夫。ホテルやペンションの庭先に置かれた餌台で、じゅうぶん愛らしい鳥たちの姿を眺めることができます。
ゆったりと流れる冬時間の中、ひと味違った野鳥との出逢いを楽しんでみてはいかがでしょう。
イカル( アトリ科/体長約23㎝ ) 軽井沢全域で見られ、頭巾を被ったような黒い頭と黄色い大きな口ばしが特徴。「キーコーキーコー」という口笛のような鳴声を頼りに探すのがコツ。
アカゲラ( キツツキ科/体長約23.5㎝ ) 木の幹で虫などをついばむお馴染みのキツツキ。軽井沢全域で見られ、キョッキョッあるいはケケケケというけたたましい声と、白黒+レッドの派手な模様は冬の林ではよく目立つ。
ハギマシコ( アトリ科/体長約16㎝ ) シベリアや北海道大雪山あたりから渡ってくる冬鳥。急峻な崖が大好きで、碓氷峠あたりで出会える可能性が高い。お腹のまだらな紫色が特徴で、草の種子を割るための太い口ばしを持ち、時には100 ~ 200 羽で群れていることも。
ルリビタキ( ツグミ科/体長約14㎝ ) 夏は高山や北国で生活し、冬になると軽井沢に渡ってくる鳥で、沢沿いのやぶのような場所で発見しやすい。ヒッヒッ、ガッガッという鳴声が特徴で、成長したオスの羽はまさにルリ色。
マガモ( カモ科/体長約60㎝ ) シベリアからの渡り鳥で、コガモやカルガモと仲良く泳ぐ姿が雲場池で見られる。写真はオスだがメスに似た夏の羽。冬のオスは輝くような深緑の頭に白い首輪、黄色い口ばしがトレードマーク。
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野鳥という言葉の創始者であり「日本野鳥の会」を興した中西悟堂は、100 種類以上の鳥が生息する軽井沢を、富士山麓・日光と並ぶ日本三大野鳥繁殖地と呼びました。葉が落ちて木々の間がよく見渡せる秋冬は、バードウォッチングに絶好の季節です。
軽井沢で見られる冬の鳥には2種類あります。ツグミ・ベニマシコ・ハギマシコ・マヒワ・アトリ・ヒレンジャク・カシラダカ・マガモなど、北の国からやってくる渡り鳥がいわゆる「冬鳥」。一方で、シジュウカラ・イカル・アカゲラ・カルガモなどは一年を通して軽井沢で見られる鳥で、「留鳥」と呼ばれます。
葉が落ちて明るい林を歩きながら、1羽ずつ、1種類ずつ、どんな姿か、また何をしているのかゆっくり観察できるのも、冬ならではのバードウォッチングの楽しみです。軽井沢で最もお馴染みのシジュウカラでも、目をこらして見ていると、背中の黄色がびっくりするほど美しかったり、ネクタイのような胸の黒い線に1羽ごとの微妙な差があったり…。専門家によれば名前をつけてじっくり観察していると、性格の違いまで見えてくるそうです。
バードウォッチングのメッカ「国設野鳥の森」だけでも、年間70〜80種類の野鳥が確認されますが、重装備で山の中や森の奥まで分け入らなくても大丈夫。ホテルやペンションの庭先に置かれた餌台で、じゅうぶん愛らしい鳥たちの姿を眺めることができます。
ゆったりと流れる冬時間の中、ひと味違った野鳥との出逢いを楽しんでみてはいかがでしょう。
イカル( アトリ科/体長約23㎝ )
軽井沢全域で見られ、頭巾を被ったような黒い頭と黄色い大きな口ばしが特徴。「キーコーキーコー」という口笛のような鳴声を頼りに探すのがコツ。
アカゲラ( キツツキ科/体長約23.5㎝ )
木の幹で虫などをついばむお馴染みのキツツキ。軽井沢全域で見られ、キョッキョッあるいはケケケケというけたたましい声と、白黒+レッドの派手な模様は冬の林ではよく目立つ。
ハギマシコ( アトリ科/体長約16㎝ )
シベリアや北海道大雪山あたりから渡ってくる冬鳥。急峻な崖が大好きで、碓氷峠あたりで出会える可能性が高い。お腹のまだらな紫色が特徴で、草の種子を割るための太い口ばしを持ち、時には100 ~ 200 羽で群れていることも。
ルリビタキ( ツグミ科/体長約14㎝ )
夏は高山や北国で生活し、冬になると軽井沢に渡ってくる鳥で、沢沿いのやぶのような場所で発見しやすい。ヒッヒッ、ガッガッという鳴声が特徴で、成長したオスの羽はまさにルリ色。
マガモ( カモ科/体長約60㎝ )
シベリアからの渡り鳥で、コガモやカルガモと仲良く泳ぐ姿が雲場池で見られる。写真はオスだがメスに似た夏の羽。冬のオスは輝くような深緑の頭に白い首輪、黄色い口ばしがトレードマーク。