美の殿堂、ルーヴル美術館の魅力を紹介する「小さなルーヴル美術館」展in軽井沢が4月17日よりメルシャン軽井沢美術館で開催されています。2008-9年にかけて、東京の三鷹の森ジブリ美術館にて開催された展示を再編成。城塞から宮殿、そして美術館へと変貌をとげたルーヴル美術館の“光と影”の歴史を、子供たちの目線でも楽しめるよう名画を縮小したり、額を覗くと16世紀のパリの情景が模型で表現されていたりと、親しみやすい構成となっています。空間演出を手掛けるのは「THE有頂天ホテル」などで映画美術監督を務めた種田陽平氏。ルーヴル美術館の協力により、ユベール・ロベール、フィリベール=ルイ・ドゥビュクールの実物作品も展示されています。展示は10月24日(日)まで。
◆開館時間:9:30〜17:00 休館日 火曜日(7・8月は無休 5月4日は開館) ※入館は閉館時間の30分前まで ◆入館料:一般1000円/大学生800円/ 高校生600円/小・中学生300円 >>詳しくはこちら
お問合せ メルシャン軽井沢美術館 :0267-32-0288
<音楽や詩に通じる色と形のハーモニー> 欧米でも日本でも、脇田和の絵と似ている作品を探すのは難しい。彼は97年の生涯をかけて、自分にしか描けない絵画の完成をめざしました。また、鳥・花・子供といった身近にある可愛らしい対象をモチーフに描くことが多く、その優しさ、清らかさ、温かさを表す画風でもよく知られています。 ※掲載:「日永」1988年 油彩 キャンバス
◆開館時間:10:00〜17:00 GW、7/15〜9/15は午後6時まで開館 ※入場は30分前まで ◆入館料:一般1,000円、大学・高校生600円、中学生以下 無料 >>詳しくはこちら
お問合せ 脇田美術館 :0267-42-2639
それはたった十五年という短い間だったとしても、今思うとき私はやはり私の人生で一番高いところにいた思いがする。 「返事の来ない手紙」より
【緑陰講座】 第2回 8月7日(土)演題「母のおもいで」講師:菊池 和世 先生 第3回 8月8日(日)演題「野ばらの匂うが如く」講師:金井 清水 先生 ※堀辰雄文学記念館閲覧室にて10:00〜11:30 ※入館料のみ
【秋の講演会】 演題「堀辰雄・多恵子からの贈り物」講師:太田 愛人 先生 ※追分公民館にて10月23日(土)13:30〜15:30
◆開館時間:9:00〜17:00※入館は30分前まで ◆休館日:水曜日(7/15〜10/31までは休まず開館) ◆入館料:大人400円、小・中・高生200円
お問合せ 堀辰雄文学記念館 :0267-45-2050
軽井沢を代表する文学者堀辰雄の生前の著作は、限定本や造本感覚の優れた美本が大きな特徴です。堀辰雄の貴重な初版本20点余が一堂に展示されます。
【場所】堀辰雄1412山荘(軽井沢高原文庫敷地内) 【入館料】大人700円、小・中学生300円 ※休館日:10/12〜15。12〜2月は冬季休館
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お問合せ 軽井沢高原文庫 :0267ー45ー1175
軽井沢はこの一世紀余、高原の避暑地として多くの文学者たちに愛され、文学作品の舞台となってきました。浅間山、碓氷峠、旧軽井沢別荘地、信濃追分、沓掛…。今回、明治以降、文学作品に多く描かれた軽井沢の場所約30ヵ所がとりあげられ、描かれた作品とともに紹介されます。著作・原稿・書簡・初出誌・写真など多彩な資料約250点を展示。※写真「川端康成、碓氷峠にて」
【場所】軽井沢高原文庫2階展示室 【入館料】大人700円、小・中学生300円 ※休館日:10/12〜15。12〜2月は冬季休館
関根は、鉛筆による無数のタッチで風景のようなものを描いている。作品を構成する要素は、彼女の記憶や経験に残る具体的なものだが、それらが再構成される中で、ある一つの、もしくは同時に複数の風景やもののイメージを彷彿とさせる作品へと生まれ変わり、観る者にも心や記憶の再構成を促す。
◆初日13:00〜15:00作家を囲み懇親会を行います
◆開館時間:10:00〜17:00 ※入場は30分前まで ◆入館料:一般1,000円、大学・高校生600円、中学生以下 無料 >>詳しくはこちら
日本の文化は、世界唯一の「木の文明」といわれます。その木の建築は、日本独自の生活文化を生み、森林の更新循環のかなめでした。 [木のデザイン]プロジェクトは、木の文化--環境や資源、生活や社会と人との関係を、芸術が結んで新たにし、展覧会を通じて発信していきます。 [木のデザイン]プロジェクトでは、2011年秋、長野県産落葉松(からまつ)を素材とした公募展を企画しています。 2010年秋、そのプレビュー[木のデザイン]招待作家展を開催します。
5月に急逝した荒川修作に追悼の意を込めて、展覧会が開催されます。荒川修作は1936 年名古屋に生まれ、961 年以来ニューヨークを拠点に活動した現代美術の奇才です。「意味のメカニズム」シリーズの制作は963 年頃からマドリン・ギンズとの協同で始まり1988 年に一応の完結をみました。このシリーズ全体はあたかも書物のようであり、目次に始まり15 章から成る本編は同一サイズの80 点の作品で構成されています。総数127 点に及ぶ「意味のメカニズム」シリーズは、 今年5月にニューヨークで急逝したアラカワを知るための、唯一の自作による体系的教科書とも言えるものです。この機会にぜひご覧下さい。
写真提供:財団法人セゾン美術館「 意味の図形化」より
お問合せ セゾン現代美術館 :0267-46-2020